AIを使うとWeb制作の期間と費用はどれだけ変わるか(実測)
Q. AIを使うと、Web制作の期間と費用はどれくらい変わりますか?
エビスソフトの実測では、コーポレートサイトの制作期間は2〜3か月から3〜4週間へ、小規模サイトは最短5日まで短縮されました。全体ではおおよそ従来の3分の1です。一方、ヒアリング・確認・修正など人と人のやり取りが必要な工程は短縮されず、ここが全体の下限を決めます。
「AIで速くなる」と言われても、どの工程がどれだけ速くなるのかが分からなければ判断できません。ここでは当社が実際に計測した工程別の時間と、短縮されなかった工程を公開します。
工程別に見た短縮の実測
| 工程 | 従来 | AI活用後 |
|---|---|---|
| 初回提案(構成案) | 1〜2週間 | 最短2営業日 |
| 原稿作成 | 2〜3週間 | 3〜5日 |
| 実装 | 1〜2か月 | 1〜2週間 |
| コーポレートサイト全体 | 2〜3か月 | 3〜4週間 |
| 小規模サイト(5ページ程度) | 3〜4週間 | 最短5日 |
短縮の中心は実装と原稿です。実装はページ単位・機能単位で並行して進められるようになり、原稿は初稿の作成時間がほぼゼロになりました。当サイトで公開している15領域のデモも、合計約3時間で実装したものです。
短くならない工程がある
一方で、次の工程はAIを入れても時間が変わりません。制作全体の下限を決めているのは、ほとんどの場合こちら側です。
- ヒアリング。何を売りたいのか、誰に届けたいのかは対話でしか出てきません
- 確認・意思決定。社内で回覧して合意を取る時間は制作側では縮められません
- 素材の用意。写真撮影、実績の掲載可否、ロゴデータの確認など
- 実機テスト。実際の端末での確認は、人が触る時間そのものが必要です
費用はどうなるか
制作費の大部分は人の作業時間です。したがって工程が短くなれば総額は下がりますが、当社は短縮できた時間の一部を品質に戻す方針を取っています。値引き幅を最大化するより、同じ予算で表示速度・アクセシビリティ・SEO / AEO の作り込みまで含めるほうが、公開後の成果につながるためです。
費用が下がりにくいケース
- 既存システムとの連携が必要な場合。仕様の調査と検証にAIは効きにくい領域です
- 掲載内容が固まっていない場合。作り直しの回数がそのまま費用になります
- デザインをゼロから作り込む場合。判断の往復は短縮できません
まとめ
AI活用で短縮できるのは制作側の作業時間で、目安は全体の約3分の1です。逆に言えば、発注側の確認と素材準備が早いほど効果が出ます。見積もりを取るときは、期間の内訳のうち「そちらの確認待ち」が何日想定なのかまで聞いておくと、公開日をずらさずに済みます。
この記事に関するよくある質問
AIを使えば1日でホームページはできますか?
1ページの簡易なサイトなら技術的には可能ですが、実務ではヒアリングと確認の時間が必要なため、最短でも5日程度を見ていただいています。
期間が短いぶん、品質は落ちませんか?
短縮しているのは作業時間で、設計判断・レビュー・実機テストは従来どおり人が行います。短縮できた時間は表示速度やアクセシビリティの作り込みに充てています。
見積もりは無料ですか?
初回のご相談とお見積もりは無料です。実現方法・概算費用・期間までお答えします。